数学ブーム?

数学が重要である。ちかごろ耳にする。けれど一方では、学校で習ったものの、つかったためしもない、という声もあったりして。

いままで、数学が身近な人はいたよね。

まず数学の先生。

こちらは生徒に教えなければならないので、数学は必須である。

(たぶん)クルマやスマホを設計しているひとも、数学の知識をつかっているだろう。

で、げんざいの数学重要説だけれど。

その背景には、データサイエンスや機械学習をあつかう職種が花形になりつつあるという、そのようなことが、なんとなくあるとおもう。

「ゼロから学ぶDeepLearning」「統計学が最強の学問である」

タイトルから察せられるとおり、前者はディープラーニング(機械学習)、後者は統計について解説されている。

ただし一般には、理解のハードルが高い。にもかかわらず、両書とも、異例のベストセラーになっているのは、やはり、AIやデータについて知らなくてはという(ともすると脅迫的な)意識の顕れかもしれない。

ちなみにAIにも統計にも数学の知識は必須。

その方針を変えてほしい。お

日本政府は支出に対し、不足しているお金を借金している。

その額はザックリいって、支出の半分となる50兆円。

借金は(金融機関を通じて)日銀が引き受けている。

会計の基礎は、高橋洋一の著作から学んだ。

ときどきYouTubeで雑談をみていたりもする。

その高橋さんによると(ややケレン味が感じられるけれど)この先、数百兆ていどなら、日本政府は借金しても、ぜんぜん大丈夫」だそうな。

一方、「さすがに数千兆はムリ」だとも言っている。

50兆円の借金を20年続けると、

50✕20=1000兆円

少なくとも、ことし生まれた子どもが成人式を迎えるころには、この調子では、たいへんな事態になる、と言えそうだ。

宮台真司によると、加速主義という考えがあるそうだ。

くわしく調べていないけれど、現在の成り立ちがいったんクラッシュしなければ、時代に即した成り立ちは生まれないという感じかねぇ。

歴代の日本政府は、既存の企業を守る方針をとっている、とおもっている。

げんざいのコロナ禍でも、そのことは確認できた。

安倍・菅政権は、コロナの対策として数十兆円の補正予算を組んだ。

非常時だけに、この規模の予算は評価できる。

そして、その予算の多くは、個人への給付ではなく、企業の雇用維持に振り分けられている。

こちらも詳しく調べたわけではないけれど、雇用を維持すれば、補助金を出すといった感じ…だよね?

コロナ禍で、失業する人が多く出てくる。これを防ぐことは合理性がある、とおもう。

ただし平常時に戻ったときは、どうだろう。

政府は補助金により既存の雇用を守り続けるのだろうか。

いや、「守り続ける」というより「守り続けることができるのだろうか」。

個人的には、加速主義とまでいかないまでも、政府は企業に補助金を出すのをやめ、時代に合わなくなった企業は助けない方がよいとおもっている。

そのかわりに、政府は個人の保証をもっと厚くした方がいい、とおもう。

失業し、また就業する気持ちのある人に対しては、会社に入るまでの期間、安心して生活できる保証をしたり、

起業するひと、あるいはフリーランスに対し、有益な施策をすることだと、おもったりしている。

お願いされるから、お願いする、180度の回転

「コピーライターって、だれだとおもう?」

広告系以外の知人たちに、さりげなく、きいてみたことがある。

答え。

「糸井重里だろ。」

そう、(ご本人は気にさわるかもしれないけれど)糸井重里はコピーライターの代名詞なのである。

一方、コピーライターをやってきた人からすると、糸井さんはコピーライターらしくないコピーライターである。すくなくとも、ぼくは、そうおもっている。

オッケー、外形的にみてみよう。

糸井さんは、作詞もやっているし、ゲームもつくっている。司会だって、つとめたこともある。

それに対し、ふつうのコピーライターは広告の文章を書いてばかりいる。

そして、ふつうのコピーライターは、旧来の土俵の上で仕事をしている。

ここでいう土俵とは、新聞や雑誌、パンフレットを指している。

この土俵は、SNS、そのほかのネット系のプラットフォームの勢いに押され、どんどん、せまくなってきている。

コピーライターの多くは、せばまる土俵のなかで、せめぎあっている。土俵のそとに出てしまったひともいる。

しかし、そういう時勢のなかでも、糸井重里は糸井重里である。

それは、そもそも糸井さんは、その土俵にデンと居座っていた人ではないからだ。

ときどき土俵に来ては、あざやかに勝って行くという、まぁ、そんなイメージだった。

しかし、糸井さん自身の著作や、インタビューをまとめた著作を読んでみると、そうではなく(90年代かな?)その土俵で、まったく勝てない状況になっていったようだ。クリエイティブではなく、価格競争や、人気のタレントの採用で仕事が決まるようになってきたんだね。

そういう状況のなか、糸井さんは、コピーライターをやめ、釣りをやっていたらしい。

で、そののちインターネットに出会い、「ほぼ日」主宰となっていく。

きのう「古賀史健がまとめた糸井重里のこと。」を読んだ。(たぶん)再読だとおもう。

で、はっと、おもったわけ。

糸井さんは、コピーライターとして仕事をお願いされることから、「ほぼ日」にて、仕事をお願いすることに180度、位相を逆転させたんだ。なるほど〜

余談になるけれど(こちらは糸井さんの自著で書かれていたとおもうけれど)当初の「ほぼ日」に載せる情報についてはタダで依頼していた。それでも家賃やスタッフへの支払いは、かかる。糸井さんはコピーライティングの仕事をあえて「外仕事」と称し、そのギャラを支払いに当てていたとおもう。まかなえるだけの収入があったこと、ひとつとっても、ふつうのコピーライターとは異次元だけれど…