子どものコンピューティング環境

これから小学校でもプログラミング、やるでしょう。ちいさいころから英語をやること同様に、その意図は、いまだナゾなんだなぁ。

英語についても言いたいことがあるけれど、ま、それはさておき、小学校のプログラミングについて触れようとおもう。そのさいの「おすすめのパソコンはなにか」についてだ。

きのうのネット情報によると、マイクロソフトは、Windows10Sという、学生を対象にしたOSをリリースする。

10SのSは、おそらくStudentsのSだとおもうよ。

で、10Sが搭載されたパソコンの値段をみると、10万円ちょっと。学生対象とはいえ、さすがに小学生にまで、すすめているかどうか不明だけれど、ま、いずれにせよ学生にとっては、ずいぶん背伸びしなければならない価格だとおもう。いわんやMacをや、である。

そもそもWindowsもMacも、本格的なプログラミンや映像編集など、それなりにヘビーな使い方に適しているとおもうわけで。

ふつーにつかうぶんには、(ユーザーにとって、つかわない機能がありすぎる)オーヴァースペックになってしまっているんだわ。

アメリカはキライなところが、いっぱいあるけれど、合理性など良いところも、いっぱいありまして。

そのアメリカの学校では、グーグルのChromeOSが搭載されているChromebookをつかう学校が、だんぜんに多い。

じつは、ぼくも使っていて、4万円前後くらいで買え、ふつーにつかうなら、これで十分である。

じゃ、5000円でくらいでコンピューティングの環境がつくれてしまうRaspberrypi(ラズベリーパイ)は、どうだろう。

こちらはイギリスで生まれた、まさにプログラミング学習を主目的にしたパソコンとして、つかえる。

Linux系のOSをいれれば、スクラッチやマインクラフトといったキッズ用の学習ソフトウェアが、さいしょから入っている。

ま、でも個人的な感想をいえば、5000円ほどということもあり、こちらはCPUのパワーが不足している感じが否めない。ネットの速度や画面表示が、やや遅めなんだなぁ。

それにOSのインストールや設定は、じぶんでしなければ、ならないので、子どもに、あずけるには、おのずと、先生、あるいはお父さんやお母さんの、コンピュータの知識が問われることになる。

ま、いずれにせよ、アメリカではChromebook、イギリスではRaspberrypiという、ある意味、学校での、自前のコンピュータ環境が選べるわけで。そういうのうらやましいんだなぁ。日本のオリジナルは、ないじゃないの。いぜんなら、ぜったい自前でつくったよ。ソニーとか、さ。

気づいたことを、お気軽に。
公開まで、やや時間がかかりまーす!