八百屋に、魚のことを訊いても期待した答えは返ってこないでしょう。

同様に、派出所に自衛隊のことを尋ねても、求める返答はない。

これは、たとえだけれど、じっさいに取材するに当たって、似たようなケースになってしまうことは少なくない。

要は、相手が知っていると思い込んでいたり、それどころか、しらずしらず答えを強要しているかもしれない。

なにかについて知りたいときは、その当事者に直接聞くのが、いちばんよろしい。といっても、そんなに都合よく会えないので、ほぼ不可能である。

ただしネットのおかげで、知りたいことを当人から知る機会は増えたとおもう。要はウェッブページや、おそらくフェイスブックで読めてしまうのだ。

さいきん盛んなAI(人工頭脳)は、おおよそディープラーニングを指している。

AIという華やかなコトバと裏腹に、ディープラーニングは目立たない。その先端をいっているグーグルはマス広告は打たないし、そもそも「ディープラーニングしているよ」的なことは広告になりにくい。

しかしダネ、ネットのおかげで、会社内のディープラーニング担当者や、その第一人者の取材記事やYouTubeで出会うことがある。

たとえばヤフーニュースには、ディープラーニングが採用されている。ヤフーニュースは、膨大なニュース群の中からトピックを拾い上げ配信しているけれど。ひとつひとつ人力で、それを見極めているわけではない。ディープラーニングにより選り分けられている。

日本の人工知能の第一人者によると、さいきんiPhonrのSiriの性能が上がったのはディープラーニングを採用したから、だそうだ。

「グーグル翻訳」の精度が上がったのは、ディープラーニングの方法を変更したからなんですねぇ。