クラウドソーシング2

さくじつクラウドソーシングの問題点について触れた。

仕事を提示する側と、仕事を落札する側に非対称性が生じる点だ(提示する方が得る利益が大きい)。

もうひとつ、問題点を感じている。

それは、付き合いが落札期間終了にて、終わってしまう点だ。匿名でのやり取りで、もちろん、実際に会うこともない。

要は、そこには交際がないわけよ。

「福翁自伝」は印象に残った本である。

福沢諭吉は、国に頼らない独立自尊の人、だとおもう。

福沢に限らず、独立系の人は、価値をたくさん作り、それをお金と交換して生計を立てている。

もっと正確に言えば、価値を作っただけでは「自分止まり」なわけで、交際がとても大切になってくると、まぁ、そう思うわけネ。

クラウドソーシング

Crowd Works、Lancersといった、ネット上で仕事を落札するプラットフォームがある。

1年ほど前から、ネーミングやキャッチコピーの落札を試している。

まず気づいた点は、提示されている先方の落札価格が低いこと…

いや、待てよ、そもそも、これがネット時代の相場感かもしれない。

ぼくたちは、新聞などマスメディアにどっぷり浸かった世代だ。

(現在は違うけれど当時は)マスメディアに流れるお金は、とても大きかった。

ネーミングもコピーライティングも、いま思えば高かった。マスメディアからのおすそ分けを頂いていたんだ。ま、皮肉っぽい言い方になるけれど。

えーと、ハナシがそれてしまいました。

ネットにて落札するプラットフォームについてでした。

このさい、ネーミング案など思いつきである、と言ってしまおう。

なので、ネット上のネーミングの落札応募は、プログラミングやデザインと比べ、敷居が低い。

ひとつの案件で数百、提示価格に応じて、数千も寄せられることがある。

一案に対して、数千案の応募。

それも先に書いたように、ネットでの相場観は、かなり低い。

これでは、案件を募集・提示した側が、ずいぶんトクしているように思える。

ちなみにメルカリの場合は逆で、出品者より、落札する側がトクしているように思える。

要は、お金を出す側の方が、お金をもらう側より優位なポジションがとれる、と言って良さそうなんだね。

ただし、これは今始まったことではないでしょう。

ネットにより取引が「見える化」しているからとも言えそう…