掛け算について

仕事に迫られて、いまさらながらプログラミングや数学をやっている。

プログラミングの関数や、数学の数式の働きは似ているが、明らかに、ふだん僕たちが使っている言葉とは、ちがう。

言葉なら複雑に書かなければならない、いや、言葉では、とうてい表せないことが、関数や数式ならシンプルに書けてしまうと、まぁ、そうおもう。そのことを、美しいという人さえいる。

数学は十分に、抽象的だ。パッと見て認識できるのは、せいぜい4つまでじゃない?

「俺、掛け算を理解できていなかったんだわ」と思い知らさえたりもした。九九や算盤のおかげで、リズムで掛け算できたりする。

でも、ジッと考えてみると、掛け算のコンセプトが分からくなってくる。確率の基礎である順列や組み合わせが素直に理解できないのは、そもそも掛け算を理解していないからだとおもう。

スッキリしない反面、「なんか掛け算はすげぇな」とも、おもう。

たとえば、速度に時間を掛けると、距離になるという。でもサ、速度と時間って、ちがう相だぜ。さらに、それを掛けると距離になるとは…

もっとも(たぶん)これは、ニュートンが考案したもので、アインシュタインは時間と空間の区別はなく、時空でとらえた。

書いているうちに、ニュートンや、アインシュタインまで行ったという(汗