Crowd Works、Lancersといった、ネット上で仕事を落札するプラットフォームがある。
1年ほど前から、ネーミングやキャッチコピーの落札を試している。
まず気づいた点は、提示されている先方の落札価格が低いこと…
いや、待てよ、そもそも、これがネット時代の相場感かもしれない。
ぼくたちは、新聞などマスメディアにどっぷり浸かった世代だ。
(現在は違うけれど当時は)マスメディアに流れるお金は、とても大きかった。
ネーミングもコピーライティングも、いま思えば高かった。マスメディアからのおすそ分けを頂いていたんだ。ま、皮肉っぽい言い方になるけれど。
えーと、ハナシがそれてしまいました。
ネットにて落札するプラットフォームについてでした。
このさい、ネーミング案など思いつきである、と言ってしまおう。
なので、ネット上のネーミングの落札応募は、プログラミングやデザインと比べ、敷居が低い。
ひとつの案件で数百、提示価格に応じて、数千も寄せられることがある。
一案に対して、数千案の応募。
それも先に書いたように、ネットでの相場観は、かなり低い。
これでは、案件を募集・提示した側が、ずいぶんトクしているように思える。
ちなみにメルカリの場合は逆で、出品者より、落札する側がトクしているように思える。
要は、お金を出す側の方が、お金をもらう側より優位なポジションがとれる、と言って良さそうなんだね。
ただし、これは今始まったことではないでしょう。
ネットにより取引が「見える化」しているからとも言えそう…