Macの「Finder」をクリックする。あるいは、Windowsの「スタートボタン」をクリックする。
ともに、「文書」や「写真」といった項目にファイルが納まっていて、必要なファイルが見つけやすくなっている。
つうじょう、そこまではしないけれど、ファイルの格納されている場所を確認することもできる。
このファイルは、あるフォルダのなかにあり、そのフォルダは、さらに上位のフォルダの中にあるといったふうに。
ところで『インターネットの基礎』(村井純 / 角川学芸出版)に次のような一文がある。
「UNIXの特徴のひとつ、階層的なファイルシステムの概念は、その後ウィンドウズやMacOSにも受け継がれ」(p38)
「Finder」も「スタートボタン」も、するすると、ヒモをたぐり寄せていくと、UNIX(1969年生まれ)の、このアイデアがヒモの先っぽにあるという。興味がそそられる関係だわ。