「昭和文化圏」と若者との断絶

フジテレビの騒動に接し「昭和文化圏」という言葉が思い浮かんだ。

そう、今までまるで空気のように意識さえしなかった「昭和文化圏」が、SNSなどにより相対化され、さらにその文化圏の醜悪さが浮き上がってきた(もちろん良さも十分にあるけれど)

「昭和文化圏」の住民は半生を昭和時代に過ごしてきた人たちだ。

ちなみに65歳以上の人口は3,623万人となり、総人口に占める割合(高齢化率)も29.1%である。1

そうとうな人口である。

この文化圏に住んでいる多くの人たちにとって、テレビは当たり前である。

「昭和文化圏」の人たちは、20代、30代の人たちから敬遠されているだろう。

昭和の昔話を聞かされては苦痛だ。パワハラとさえ言われるだろう。

この断絶は絶望的だ。なにせ文化が違うのだから。

20代、30代の人たちは何とかして自分たちが優位になるように行動してほしい。

そして僕たちは、その人たちを応援しよう!







  1. 令和6年版 高齢社会白書
    https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2024/zenbun/pdf/1s1s_01.pdf ↩︎