ずーと、まえのこと。

ぼくは、ずーと、ずーとマックユーザーである。けれど会社の決算だけ、ウィンドウズをつかっていた。その理由は、税理士のはやしさんがウィンドウズ・ユーザーだっから。おなじOS、そしておなじ経理用のアプリケーションを利用した方が都合がよかったわけネ。

で、友人から譲ってもらった、いまはなき(いや、まだある)東芝のダイナブックを利用したりしていた。

利用するにあたっては、そのマシーンは、ウィンドウズ3.1だったけれど、パソコンにとても詳しい先輩から、無理やりウィンドウズ95(あるいは98だったかな)を入れてもらったりもした。後日、マイクロソフトの人と話す機会があり、「そんなことできるんですか」と言われたくらいだから、そうとうの力技だったに違いない。

その先輩の事務所は秋葉原にあった。パソコンやら、なんかの機材やらにに埋め尽くされた空間に、イタく感激した覚えがある。

サーバーもあった。そして、「このサーバー、運営するのにお金かかるんだよねぇ」などと、おっしゃっていた。

クラウドということばを耳にしたのは、それから何年くらいのことだろう。とうじは電力の例を引き合いに語られていたりもした。当初、たとえば工場では、その隣に発電所を置いて電気を使っていたそうだ。オンサイトはいまでもあるけれど、それは、すでに希少なものになっている。

では、なぜ、げんざいは分散させないで、1箇所の発電所で電気を作り送電しているのかといえば、そちらの方が効率がよいからだ。

クラウドも、それと同様に語られていて。サーバーを1箇所で管理してそれを、みんなで利用した方が合理的だと言われていた。

げんざいのクラウドもみていると、その効率性よりむしろ、クラウドに乗っているアプリケーションに感心してしまう。アマゾン、グーグル、ネットフリックスといった、すぐれたUI/UX(ユーザーインターフェイス/ユーザーエクスペリメント)には、ほんとーに、感心させられる。