田村厚労大臣によると、デルタ株により、新型コロナ感染症のフェーズは変わったそうだ。
デルタは既存の株に比べ感染力が非常に高い。
連日の新規感染者数の急増は、デルタ株の影響が強い。
いままで中等症は原則入院だった。
しかしフェーズの変化により、中等症であっても、症状が軽い、重症化リスクの少ない人については、自宅療養が示された。
しかし、これについては2つほど、突っ込みたくなる点がある。
1)新型コロナ感染症の恐ろしさは、容体の急変にある。果たして、それに対応できるのか。
2)家族に感染しないか。デルタ株の感染力は強い。
いずれにせよ、この方針の転換は、不都合な場合、再び方針転換が図られるだろう。ここ1週間くらいか。
高橋洋一さんのYouTubeチャンネルによると、補正予算の、医療関係の1.5兆円が使われないままだという。
オリンピックの安全・安心の開催、他国の実例で知れるデルタ株の状況を勘案し、なぜコロナ病棟の竣工に手を付けなかったんだろう。
それに対して、日本の医師の少なさが、言い分として返ってくるかも知れない。病床が増えても、それを診る医師が少ないという。
そう言われると、ま、そこで議論は終わってしまうけれど、
そうなると、日本の医師不足に対処して来なかった点が根本にありそうだよね。