AIがとくにネットで熱いけれど、その一方でAIのバブル化が懸念され始めている。
個人的な感想をいえば、AIで大きな利益を出している会社や人は意外と少ないのではないか、とあえて言ってしまおう。
たとえばOpenAIは、報道によれば赤字が続いているようだ。お金はソフトバンクなどからの投資でまかなわれている。Googleも、YouTubeなどの広告収入をAI開発に投資しているのだろう。両者を比べると、Googleの方が自社グループの利益で資金を回しているので、まだ健全な気がする。
いずれにせよ、AI事業単体で黒字化できている例は限られているようだ。
日本では、AIを扱っている上場企業の循環取引(架空取引)が問題になっている。この種のことは日本だけでなく、アメリカでもありそうだ。
僕自身も毎日AIに触れているが、残念ながらAIによる利益は1円も出せていない。
もっとも、お金にはなっていないけれど、実践レベルでは使えるようになってきている。行政への提案にClaude、YouTubeのナレーション構築にChatGPT、AI映像のアップロードにSoraといった具合だ。手応えは感じ始めている。