TCP/IP、そしてFTP、HTTP…すべて、さいごにPがつく。
これはプロトコルのPなわけ。
インターネット上のプロトコルはフリーでしょう。
もし、これに、なんらかの規制や課金がかかっていたら、これが障害になって、インターネットはこれほど普及しなかったとおもう。
ローレンス・レッシグのことばを敷衍(ふえん)させれば、光ファイバーやLTEといった物理層はNTTなどのキャリアの所有だけれど、そのうえのインターネットの論理層はフリーということになる。
さらにその上のアプリケーションもフリーのものが少なくない。たとえば、このブログに採用しているWordPressがそうだ。
さいきん、わだいのUberはどうだろう。
クルマは所有者の持ち物だ。
インターネットを利用しているのだろうから、上記で記した論理層はフリーだろう。で、そのうえのUberのシステムを動かすアルゴリズムはUberが所有している。ま、こういうふうに、とらえてみた。
こういうふうに考えてみると、いままで所有が当然だったものも抽象化され、ちがったかんじになっていくんじゃないかなぁ。