アベノミクスのミクスは、ミックスでしょう。
ミックスといえば、ミックス・ジュース。
バナナとイチゴとキウィをまぜたりする、あれネ。
なので、アベノミクスは、なにかをまぜたものに、ちがいない。
ちなみに、ウィキペディアによると、アベノミクスは「三本の矢」と同等につかわれているようだ。
「三本の矢」とは、なにか。
同ウィキによると、
1.大胆な金融政策
2.機動的な財政政策
3.民間投資を喚起する成長戦略
となっている。 おー、急に漢字が多くなってきたじゃないの。
以下、個人的な意見。
機動的な財政政策と、民間投資を喚起する成長政策は、促進されていない印象がある。すくなくとも、話題になることが少ない。
それに対して、大胆な金融政策は、よく話題になるネ。
日銀が金融機関の保有している国債を買い入れ、その当座にマネーを振り込む。さくねんからは、新規の当座についてはマイナス金利が課されている、
がしかし、そのわりには(金融機関の当座への膨大なマネーに対し)その先の市中には流れていない。その問題は、たびたび指摘されているところだ。
それでも当座からは、じわじわマネーは流れていると思うし、そのほかにも日銀のマネーは優良株や土地にも流れているそうだから、ま、市中のマネーはアベノミクス以前に比べ、増えているにちがいない。
いぜん、ネットの記事を呼んでいて納得したことがある。
納得したわりには、内容はあまり覚えていないという。ま、納得した感覚が残っているというか…。
それには、たしか、日銀の量的・質的量的緩和が需要を作ったという内容だったと思う。
需要を作るというと、ついつい教科書的に公共事業など財政政策を思い浮かべてしまうけれど、金融政策により需要が作られたという指摘。へーと思ったわ、オレ。
そういう前提にたつと、いわゆる「三本の矢」の「第一の矢」である大胆な金融政策は評価しても良いと思ったりしている。
一方、「アベノミクス」による歴史的な失業率の低下や、有効求人倍率の上昇は「それ、どうなの ?」と思っている。安倍首相は自画自賛しているけれど。
高齢者が増えた、すなわち働かない人が増えたと言える一方、そういう高齢者も買物など生活をしているわけだから、失業率の低下や有効求人倍率の上昇は自明なことではないかねぇ。
いちおう会社に出勤しているようで、第三者的には働いていない人も多いし。ま、こちらは「働き方改革」の問題でもあるよネ。