日銀の異次元の量的緩和により、金融による有効需要が喚起された、
と書くと、なにやら、むつかしい。
たとえで言ってしまえば、学生たちがバイトでお金が入ってくれば、飲み屋に行くでしょう、そうなると飲み屋は店員を雇うという、まぁ、そんな感じ。
一方、日銀のマイナス金利政策は、金融機関に良くない影響を与えているようだ。
いぜんは金融機関は日銀の当座にお金さえ預けておけば、付利(金利)が付いていたけれど、マイナス金利になったおかげで、損が出てしまうようになったようで。
だったら、お金を日銀に預けないで、企業に金利を上乗せして貸せば儲かると思うけれど、どうも貸出先が見つからないらしい。地方銀行は著しい。
ネットをみていると、大手銀行がATMを共有するとか、駅前の支店を減らすとか、行内の人員を減らすとか、地方銀行の合併とか、金融機関に勤める方にとってのバット・ニュースが目立つ。
一方で、フィンテックというコトバを目にする機会が増えた。もちろん、詳しくは分からない、オレには。
ま、銀行がAPIを公開して、それを使う企業が増えているんだろうくらいに思っている。
たとえば、LinePayやpring(プリン)のアプリは、住友銀行からの口座を経由していたりしてるもんな。
ま、いずれにせよ、お金の送金や支払いなどは、ATMではなく、アプリを通じて行なうようになるだろうねぇ。