いぜんとくらべてGoogleAssistantやSiriの精度はとても高くなった。ほぼほぼ音声を文字に変えてくれると言っても良いだろう。
ならば、取材のさいに手間のかかるテープ起こしも出来たら良いのに、とおもう。
技術的に十分に可能なのに、なぜできなんだろう。その理由は、こうではないか。
GoogleAsistantもSiriもクラウド上で行われている。おそらくグラウド上では、ディープラーニングが利用されている。
ディープラーニングは電力をかなり消費し、プロセッサーにも過大な負荷をかける。世界各地からのテープ起こしの希望に応えるのは、グーグルにとってもアップルにとっても、もってのほかだろう。ましてや両社にとって、利益にならない。
そうおもうと、やはりテープ起こしの自動化には、ディープラーニングをはじめとした機械学習に適したパソコンの登場が待たれる。
現状のパソコンは、基本的に、ハードもOSも変わっていない。あいかわらず、やExcelといった昔ながらのアプリケーションにかなう仕様になっている。そうではなく、あたらしいアーキテクチャーのパソコンが求められる。
たとえば、現状サーバー上でしか採用されていない、グーグルのディプラーニング用のプロセッサー(TPU)がパソコンに採用されるような、そんなイメージ。