人間の性をいえば良いのかねぇ。
そもそも、トクもしないことに、コスト(手間や時間やお金)をかける人は希少でしょう。
ブロックチェーンは、生成される、一つひとつのブロックにナンス値が求められる。
そのナンス値は、ハッシュ値の(上4ケタかな?)がゼロになるような数値でなければならない。
計算には、いまや、そうとうのコンピューティング、すなわち初期投資や電力が必要になっている。
そんなことをしてまで、ブロックを改ざんしようとするのは、やはり人の性の逆をいっているようにおもう。
ちなみにブロックのナンス値やハッシュ値は、参加者のあいだでシェアされている。
たとえば、一人のパソコンをハックして、数値を改ざんしても、ほかのひとのデータとちがうので、すぐにバレて真正のデータに戻されてしまうだろう。
もし、やるなら、すくなくとも51%のパソコン等をハックしなくちゃならない。そこまでして、どうすんの。割にあわないだろうよ、と、まぁ、こうなる。
サーバーなら、基本的に、アカウントとパスワードがわかってしまえば、データは改ざんできてしまう。
いま書いているこの文章だって、サーバーのアカウントとパスワード、それからデータベースのそれらがハックされれば、書きかえられる。
はじまりから約10年。すくなくとも、ブロックチェーンのハックは聞かないなぁ。