はやいもんだねぇ。
リーマンショックから、もう10年もたったらしい。
とうじ(2008年)、世界は、100年に1度の恐慌に見舞われた、と言われた。
で、それに対処するため中国は40兆、50兆クラスのマネーを供給した。
日本、アメリカ、ヨーロッパでも大規模な金融緩和施策がとられた。
その結果、世界はマネーであふれれていった。
ま、それは、そうなんろうけれど、
マネーというのは上流から下流に流れ。
上から順番にお金の取り分が決まっていくので、下に行けば行くほど、労力のわりに入ってくるお金はショボいという。
格差や、いわゆるラストベルトに支持を得て誕生した米大統領も、この立て付けが遠因になっているのだろうよ。
一方、アップルアマゾンの時価総額が100 兆円を超えたり、仮想通貨の投資への注目など、あふれるマネーが流入したからだ、と思う。
けんざい仮想通貨の値は暴落し、総額は20兆円くらい。絶好調のときは、総額80兆円くらいあったのではないか。
アップル、アマゾン、グーグル、フェイスブック、マイクロソフト、そして仮想通貨だけで、日本のGNPくらいのマネーがあったりするんじゃないのかねぇ。
リーマンショックから10年ということで、新聞各紙は、リーマンショックのさいの当事者や識者に、リーマンショックや、現在との比較をインタビューしている。
リーマンショック後の各国の金融緩和により、リーマンション時(リーマンショック前だったかな?)の債務の現在比は140パーセントくらい。
とくに新興国の企業部門の債務はかなり膨らんでいるという。これなんて、オレ、アジアの金融危機前夜を思い浮かべてしまうんだよなぁ。