Figureクラス

Pythonは、オブジェクト指向のプログラム言語だ。すべてオブジェクトと言っても言い過ぎではない。

命令とデータを別々に記述し、アウトプットする、いわゆる命令型に対し、

オブジェクト型なら、命令とデータをひもずけ、いっしょに書くことができる。

その背景には、コンピュータの記憶装置の発展が寄与していると言われている。

理解が進むにつれ、オブジェクトがとても、おもしろくなってくる。好きにもなってくる。

Pythonの有力なライブラリであるmatplotlibでグラフを描く場合、たとえば、以下のような記述がわかりやすい。


import matplotlib.pyplot as plt
import numpy as np
%matplotlib inline

x=np.linspace(1,10,10)

y1=x
y2=x**2

plt.plot(x,y1)
plt.plot(x,y1)

 


一方「Figureクラスからインスタンスを作り、さらにオブジェクトを作る」でもグラフが描ける。

グラフを複数作る場合、いくつもオブジェクトを作り、あとはplt.show( )するだけなので、こちらの方法が良いかもしれない〜

# インスタンスをつくる。
# キャンパスを作る。sketchのArt Boardみたいな。
fig=plt.figure(figsize=(8.0,8.0))

# インスタンスからfig.add関数を呼び出し、オブジェクトを作る
ax1 = fig.add_subplot(121) 
ax1.plot(x, y1)

ax2 = fig.add_subplot(122) 
ax2.plot(x,y2)
plt.show()

 

気づいたことを、お気軽に。
公開まで、やや時間がかかりまーす!