ヒューマニティという言葉があるでしょう。
humanity、言うまでもなく、英語だね。
humanityはGodと対抗しているらしい。
なので、ヒューマニティという人間中心のとらえ方に対し、保守的なクリスチャンは、まゆをひそめることも多々あるとか。
「21世紀の啓蒙」(スティーブン・ピンカー)によると、世界的に宗教を信じる人は減っているらしい。
アメリカでも減少している。
しかし、信心深いひとの多くは、選挙に足を運ぶ。
今年はアメリカでは大統領選挙が行われる。
トランプが福音派に気をつかうのは、そのような理由があるようだ。
で、ヒューマニティのはなしである。
ダライ・ラマの書籍を愛読している。
ヒューマニティということばが、よく出てくる。
西欧では、ややもすると、ダライ・ラマのヒューマニティを、啓蒙主義として、とらえているかもしれない。
一方、日本には、ヒューマニティということばは、ない。
あえて言えばなんだろう。おたがいさま、かなぁ。
ま、それはいいとして、西欧のGodが日本にはいないぶん、日本はかえってヒューマニティが、気にすることもなく、つかわれていたりするかもしれない。時間があったら、ダライ・ラマのヒューマニティを深堀りしてみたい。