新聞には問題もある｡社会面を追ってみようか｡かつてライブドア事件があった｡検察の捜査が入った段階で､新聞の見出しには「虚偽」の言葉が踊った｡時代は下り､東芝の会計の事件はどうだろう｡こちらは一貫して「不適切」という言葉が使われている｡一方は「虚偽」で､一方は「不適切」｡読者の印象は､どうだろうか｡
新しい事象に対して､新聞はフォローしきれないことが多々ある｡たとえば仮想通貨について｡各紙の内容は､ほぼ同じだった｡その本質である､仮想通貨はブロックチェーンの初めてのキラーアプリケーションになるという可能性については触れられていない｡
現在､新聞は読んでいないけれど､今回の新型コロナウィルスは､どうだろう｡自分で決めた任意の人のブログやSNSの方に信頼を置きたくはないか｡