安倍首相が退陣する。
需要は公共事業により作られる。学校ではそう教わった。
けれど安倍政権、というか、正確には日銀の黒田総裁の手腕によるけれど、需要が大胆な金融政策により創出された。
需要が拡がり、失業率が減少したのは大きな成果だとおもう。
日銀は、銀行の保有している国債を日銀が買い上げ、銀行の当座預金に大量のマネーを積み上げた。通常、当座預金には金利が付くけれど、金利をマイナスにし、市中へのマネーの供給を促した。
証券会社を通じて株を買い入れ、ETF(だっけ)を通じて土地にも、かなり投資しているという。
いわゆる「アベノミクス」は、「第3の矢」で出来ている。
「第1の矢」は、大胆な金融政策(「第2の矢」だっけ?)、第2の矢は大胆な財政政策、そして規制改革が第3の矢となっている。
アベノミクスでは、この「第3の矢」が決定的に、かけている。
次期総理は、菅、石破、岸田(敬称省略)から選出される。
3氏による公開討論では、「第3の矢」である規制改革について耳を傾けようと思う。