英語は、抽象的、概念的な事がらの説明に向いていると思う。
一方、日本語は、それには向いていない。
そもそも僕たちは、抽象的、概念的な事がらは在るもので、ぼんやりみていて、あえて説明しようとは思わない。説明しなくても、なんとなく分かり合えているような、そんなところがある。
職業がら、マーケティーングやブランディングの本を読む、あるいは読もうと試みている。
でも、例のカタカナのマーケティング用語を交えた解説が、どうにも苦手なわけ。書いている人自身、ほんとに分かっているのかな、と思わなくもない。
マーケティングもブランディングもアメリカで生まれ、育ったもので、それが、うまく咀嚼し切れていないのかも知れない。
原書の翻訳も同様だ。それなら、いっそ原書(英文)で読んだ方が良いと、本気で思っているけれど、
ま、少なくとも個人的には、そんな抽象的、概念的な説明はとても読めない。
翻訳には納得がいかない。原文は読めない。そういうモヤモヤした気持ちがあるんだよねぇ。