きのうはファイルシステムについて書いた。
ファイルシステムとは、文字どおりファイルを管理する体系とでも言おうか。
ここで、かんがえてみたいことがある。
ファイルは保存しているけれど、そもそも、保存しているファイルはそんなに必要なのかなぁ。
極端なことをいうよ。
たとえばパソコンが故障する。保存していたファイルはもう復旧しない。そのときはショックだろう。でも、しばらくすると別にいいやという気になる。また、イチからやりゃいいや、みたいな。
ソフトウェアだって、家でつかうものって、なんだ…?
そうおもうと、(会社は別だけれど)そもそも家庭にパソコンなんて必要なのかというハナシになってゆく。
それにくらべると、スマホの普及は合理的だったんじゃないか。
タダか、数百円のアプリをダウンロードして、使えないものは、どんどん削除していく(個人的にいえば、いままでアプリは300くらいダウンロードしたけれど、じっさいに残しているのは20くらいかな)。
しかもアプリの多くは、ファイルのような場所にデータを保存するような使い方はしない。もし保存する必要があるのなら、クラウド上にアップしておけばよい。
さらに、ハナシをひろげよう。
クラウド側に、世界中、日本中から集めた膨大なデータがある。それをもとに、個人のスマホのデータを(グーグルやフェイスブックが考案した)アルゴリズムと照合させて、その結果をまたスマホに届けてくれる。これは、どうだろう。すくなくとも、パソコンになんとなく(それも使いやしない)ファイルを保存していることに比べれば、とても有用な気がするんだけれど。