アイデアもアルゴリズムも、人にあげても減らない。それに近いソフトウェアやコンテンツも同様である。
ただ、これは基本的に、だ。
著作権でしばられていれば、ソフトウェアでも音楽でも歌でも、購入した人しか利用できない。さらに、ほかの人にあげることはできない。
そもそも、このしばりはなんだろう。モノのある性格に似ていやしないか。
そう。その性格とは、所有するということである。この性格に似せて、ひとにあげても減らないくせに、所有するというふうな立て付けにしているわけ。
余談になるが、古代のギリシア人は、棒きれで地面に線を引いたりして、数学の議論をしたんだぜ。あきたら、そこで終わり。アイデアはおたがいに共有できたかも知れないけれど、地面に書いた線は、そのままだったろうよ。風が吹けば、なくなっちゃうみたいな。
ま、現状はどうかといえば、フリーで利用できたり、改変できるものも増えているようにおもうよ。
ソフトウェアではリナックス、文章でいえばウィキペディアとか。ちなみに、このブログ&ウェッブサイトは、ワードプレスを利用しているのであった。