家電というのは、わかりやすい。
冷蔵庫は食品を冷やし保存するもの、洗濯機は衣類を洗うもの、炊飯器はご飯を炊くものである。
では、iPhoneの目標はなんだろう? iPadの、それはなんだろう?
それについての答えはないけれど、なぜ答えがないのかについては、意外にカンタンだ。
それは、iPhoneにしても、iPadにしても、つかうひとが任意のアプリケーションをインストールして、つかっているからだ(ひと、それぞれだもんネ)。
で、はなしをもとに戻すと、家電がわかりやすいのは、たとえば炊飯器はご飯を炊くという、ひとつのアプリケーションしかないからなんだワ。
来月には、あたらしいAppleWatchが発表される噂がある。
いままでのシリーズをみていて、AppleWatchがイマイチなのは、そのアプリにあるとおもう。
AppleWatchとiPhoneのアプリが重複している。
Apple Watchは腕にまく。腕は、ひんぱんに前後に大きく動かしている。だから、ポケットやカバンに入れておくiPhoneとはちがうアプリケーションを優先すべきだ。別の言い方をすれば、加速度センサーやジャイロセンサーを最大限に活用するアプリが求められる。
腕にまく、もうひとつの着目点は、肌にじかに触れているという点にある、とおもう。脈拍や体温(こちら測定できるのかな)はもちろん、血糖値そのほかのデータを有効活用すべきだ。その点、現状のアクティビティという、ひとつの方向性は正しいよね。
(たぶん)来月に開催されるアップルの発表会。AppleWatchはどうなるかねぇ。