関数では、
①定義する
②実行する
の2つの記述をしなければならない。
その際、②の「実行しろ!」だけでは、極端なハナシ、プログラムした関数がすべて動き出しかねない。
そこで、
関数には任意の名前を付けておき、任意の名前を実行させる。
オッケー。簡単な関数を作ってみよう(JavaScript)。
//まず関数を定義してみる。
function add(a,b){
c=a+b
return c
}
//関数を実行させてみる。
add(3,7)
>>10
同様に処理は、以下でもOKなのであった。
//関数を定義し、変数に代入する。
var add1 = function add(a,b){
c=a+b
return c
}
//関数を代入した変数を、呼び出す。
add1(3,7)
>>10
ここで、挑戦してみよう。関数名のaddを省略したら、どうなるだろう。
//関数名を省略してみる。
var add1 = function(a,b){
c=a+b
return c
}
//変数を呼び出す。
add1(3,7)
>>10
おー、関数名がなくても、中身の関数はキチンと処理された。この際に省略した関数addは、「無名関数」と呼ばれる。
無名関数は、もっとシンプルにできる。
var add2=(a,b)=>{
c=a+b
return c
}
add2(3,7)
>>10
もっと、もっとシンプルにする。
var add3=(a,b)=>c=a+b
add3(3,7)
>>10
上の2つの例は、=>で表示されるので、そのカタチから「アロー関数」と呼ばれる。