司法の介入

「大統領の陰謀」は大好きな映画のひとつだ。

なんども観ているけれど、そのわりに「内容を説明してみな」と言われると、うまく説明できないのであった。

「アラビアのロレンス」しかり、「地獄の黙示録」しかり、同様である。

それなのに大好きなのは、その映像や主役の演技が好きだからだと、おもうんだ。

ところで「大統領の陰謀」は、ニクソン政権下のウォータゲート事件を題材にした物語だ。

ウォーターゲート・ビル内の民主党全国委員会本部に侵入した犯人が、逮捕されたことから、はじまり….

そのとき犯人が持っていたメモと現金を糸口にストーリィが展開し…

共和党の選挙用に寄付された巨大な資金が流用され、その一部が、犯人に流れていたことが明らかになってゆく…

ま、それはいいとして、ニクソンが大統領を辞職したのは、本件ではなく、じつは司法の捜査妨害だったんですねぇ。

アメリカでは、行政が司法に口出しすることは、とてもナイーブな問題だという実例だわナ。

そして、この図式は、げんざいのトランプ大統領が問われている話題と同様なわけで。このへんは、日本と、ぜんぜん違うよね。たとえば砂川事件の判決の経緯とかサ。

気づいたことを、お気軽に。
公開まで、やや時間がかかりまーす!