半導体の集積度は、いわば人口密度のようなものでしょう。

半導体には、トランジスタが搭載されている。たとえば現状のCPUなら数億個はあるだろう。集積度をあげるにはトランジスタの数を著しく上げてもよいし、逆に半導体の面積を小さくしてもよい。

ちなみに面積が一定で、これから人口が減っていく日本の集積度は落ちてゆく。

「ムーアの法則」は18か月で半導体の集積度が2倍になっていく予見だ。

ゴードン・ムーア(インテルの創始者)が唱えたこの予測は、半導体製造・生産の有力な指標となり、また実際にその通りになってきた。

ただし、ある信頼できる情報筋によると、2014年から「ムーアの法則」は、その限りではなくなっているという。

個人的なことを言えば、ぼくは、ずっとMacユーザーだ。げんざいのMacBookAirは2013年から使いつづけている。

たまに最新のMacBookをショップで触ってみることもあるけれど、げんざい使っているMacBookAirと印象は変わらない。このことは「ムーアの法則」の限界と関係しているとおもう。

CPUとNANDメモリは半導体の代表格だ。この2つの集積度が従来のように指数関数的に増えないのなら、主要部品の進歩も遅くなってゆく。たとえ進歩しても、肝心のCPUとメモリが期待に応えられないなら同様である。結果、Macはいままでのように進化しない。

Macは足踏みしているけれど、iPhoneやAppleWatchは期待できるとおもっている。

それは、両者には目(カメラ)や触覚(加速度センサーやジャイロセンサー)が搭載されているからだ。

たとえ本機に搭載されている半導体の集積度が上がらなくても、パワーのあるクラウド側(アップルのサーバー群)に、そのデータが上がり…ディープラーニングされ(AIにより分析され)…本機に返ってくれば、いままにないアプリケーションが期待できるわけ。

9月12日に発表される新しいAppleWatchは買いでしょ(MacBookAirは4年前のまま)。