いちじき小説をよく読んだ。
それでも太宰治と三島由紀夫は数冊ていどしか読んでいない。
盾の会での三島由紀夫を演じた映画を観たことがある。
三島は、自衛隊陸軍の市ヶ谷駐屯地に立て籠もり、建物の上から演説をした。
その主張については、よく知らない。三島は本気で出来ると思っていたのか、自衛隊陸軍で主張すること自体が目的だったのかも知らない。
ただ、その姿は時代を象徴する歴史的映像として残ってはいるものの、三島の主張が広がる経路は現在と比べ、極めて細かった。
もし現在、三島が生きていたら、ツイッターなどのSNSや、YouTubeを活用することが出来た。
三島の主張が一歩も実現できなかったことに比べ、たとえばN国党のワン・イシューが実現されたなら、芸術面や思想面の足跡はさておき、現実において、三島より実績が残せたと言っても良いと思う。
N国党云々というより、SNSというものは、やはり大きな変化を、うながしていると思うのだが、どうだろう。