間伐のひとつの役割

もうずいぶん前になるなぁ。

「地球大紀行」のコンセプトをつくった松井教授に取材したことがある。

内容についていけず、冷汗をかいた思い出が残っている。

ただし、その中でも、地球の出来たときと、現在の水蒸気の量は一定であるという内容は覚えている。個人的に、総量が一緒で、その中でバランスしているという認識が好きなんだ。

なので、地球の二酸化炭素の総量は同様であるという意見には賛同している。

2050年までに(二酸化炭素が多くを占める)温室効果ガスの発生量をゼロにする。そう宣言する国が出はじめている。

しかし、もし各国が賛同し、それが達成されても、いままで発生した二酸化炭素は地球にとっては、何てことはないけれど、人間にとっては長いあいだ、残存している。

そして、それを抑える有効な手段は、森林の間伐をちゃんと行い、木というカタチで二酸化炭素を固着させることだ。

地球の炭素の総量が一定だと仮定すれば、木というカタチで炭素を増やすことにより、大気中の炭素(二酸化炭素)は減るという発想。

気づいたことを、お気軽に。
公開まで、やや時間がかかりまーす!