統一作用クラスを作ったものの…

「実在の真景においては主観、客観、精神、物体の区別はない、しかし実在の成立には凡て統一作用が必要である。この統一作用なる者は固より実在を離れて特別に存在するものではないが、我々がこの統一作用を抽象して、統一せらるる客観に対立せしめて考える時、いわゆる精神現象となるのである」(「善の研究」ワイド版 第九章 精神 p111/西田幾多郎」)

クラスを作り、イメージしてみようと思う。

#Unification(統一作用)クラスを作る
class Unification:
def __init__(self):
self.subjectivity= ‘主観’
self.objective=’客観’
self.spirit=’精神’
self.material=’物質’

#Unificationクラスからインスタンス(オブジェクト)を作る
unification = Unification()

#subjectivityメソッドを呼び出す
unification.subjectivity
主観

#同様にobjectiveメソッドを呼び出す
unification.objective
客観

# spritメソッドを呼び出す
unification.spirit
精神

# mererialメソッドを呼び出す
unification.meterial
物質

でも、これでは、主観、客観、精神、物質が、統一作用の属性になってしまうんだねぇ。
「統一作用を抽象して、統一せらるる客観に対立せしめて考える時、いわゆる精神現象となるのである」とは、まったくニュアンスが違ってしまう。むつかしいねぇ。

気づいたことを、お気軽に。
公開まで、やや時間がかかりまーす!