海外の本を読む場合、作者の名前は意識するだろう。
それに比べ、翻訳者は一般的に、気にされることはない。
けれど個人的には、気になり始めている。
そもそも翻訳者がいなければ、海外の多くの本に触れる機会がない。
そのうえで(もともと原文が難しい場合もあると思うけれど)読みやすかったり、自分の好みに合った文章に触れることが出来ると、うれしかったりする。
そして、そういう訳者の本には安心感がある。
「コンテナ物語」「帳簿の世界史」は、本棚に愛蔵している。
そういえば…ということで確かめてみると、訳者は同じである。村井章子さん。
レイモンド・カヴァーとレイモンド・チャンドラーの小説を愛読している。村上春樹さんのおかげである。
レベッカ・ブラウンの「体の贈り物」。こちらは柴田元幸さん。
感謝。