プログラミングやデータサイエンスが、これから、ますます求められるという。
前者の職業はプログラマー、後者のそれはデータサイエンティストと呼ばれている。
これらの職種に就くにはもちろん、プログラミング、あるいは統計の学びは必須でしょう。
じゃ、それ以外のひとが学ぶ必要ってあるのねぇ。
学校では、そちらの方向に舵を切っているよね。たぶん。
おもいつくままにいえば、対象の抽象化に接する機会にはなるとおもう。
ひとは(とくに日本人はそうらしいけれど)目の前にみえるもの、習慣でやっているものをフツーだとおもっている。
でも、たぶん、それはちがっていて、ほんとうは、すごくすごく広大だんだぜ。
そして、それをとらえるために、ひとは対象を抽象化することを編み出した。
で、げんざい、いちばん有力なのが、ことば、それに数字なんだとおもう。
言うまでもなく、プログラミングや統計には、その数字が利用されている。
プログラミングや統計により対象の抽象化の有力な方法を学べる。これが、ひとつ。
もうひとつは、基礎的なことでも知っていれば、プログラミングや統計を相対化できる、とおもう。
知らないと、プログラミンや統計を毛嫌いする、あるいは逆に、すべて信じこんでしまうことになりかねない。
プログラミングだって、統計だって、うまく行っていない、あるいは、うまく行かないことも十分あるよねぇ。