マイクロソフトについて

小飼弾の「論壇」をみた。

ニコ生でなく、YouTubeでも見れる。

弾さんの、社会動向の解説はさておき、コンピュータに関する知識は、日本有数だと思う。

ふたつ、おもしろいトピックがあった。

ひとつめ。

GitHubは、げんざい、コードの記述の自動化をすすめている。

ちなみにGitHubは、マイクロソフトに買収されていて、

いままで、そのマイクロソフトの意図がつかめなかったけれど、弾さんの番組をみていて「ははぁ」と思ったりもした。

マイクロソフトは、GitHubの世界中から寄せられているソースコードを評価し、それに投資したのではないだろうか。

投資した資本は、資産とバランスする。

そして資産は何かの価値を生んで、貸借対照表の右側の「資本の部」に、また組み込まれる。

では、マイクロソフトの投資により、GitHubの持つ膨大なソースコードは、資産として、どんな価値を生み出すんだろう?

それは、こうだと思う。

ディープラーニング(AI)には、たくさんのデータが必要とされる。データが多ければ多いほど、精度は高くなる。

GitHubの擁する、世界一の量を誇るソースコードをAIに「食わせれば」、それだけ精度の高い自動化が期待される。

つまりマイクロソフトは、AIから生まれる付加価値に期待して投資したという、ま、そんな感じ。

ふたつめ。

弾さんは番組中、M1 MacBookを仮想化し、今年中に、一般にリリースされるWindows11を動かしてみせた。

同じく、仮想化した環境で、Ubuntu(Linuxのアトリビューション)も開いてみせた。

こういうのを見ていると、OSは、もはやパソコンの要ではなくなっている印象を持ってしまう。

ブラウザーがあり、クラウド上のアプリを使うのが主流だし、これから、ますます、そうなっていく。

番組中では「マイクロソフトは、ウィンドウズには、こだわっていない」という会話があった。

残念ながらその解説はうまく理解できなかったけれど、少なくとも、Windowsのアップデートは無料になったわけで。

気づいたことを、お気軽に。
公開まで、やや時間がかかりまーす!