江戸時代は、「お上」と言った。
川が切れれば、お上に頼ったし、たとえば庄屋は、新しい耕作の提案として、お上から漆の木を賜り、指導も受けた。
明治維新を迎え、現在まで官僚中心の社会となっている。
個人的に、実際に官僚と会ったことはない。
けれどコロナ禍のおかげで、官僚がいかに国の手綱を引いているのか、ネットの情報により認識できた。
イギリスやフランスは市民たちが改革を行った実績がある。
一方、日本は明治になり、官僚をお手本を示し、また指示し、社会が作らてきた。
そもそも明治になり官僚がすんなり受け入れられたのは、江戸時代、「お上」があったからだと思うわけ。
「お上」があって、そして官僚になった、みたいな。