「ゆでガエル」の例にあるように、人間というのは衰弱に対して鈍感である。
これは変化、とりわけ緩やかな変化に対して人間の感覚は当てにならないことを示唆している。
その感覚に比べれば数字はクリアだ。
例えば対前年比でGNPが1%くらい縮んでも、オレなどはボンヤリしたままだけれど、どうやら、その1%は大したものらしい。
日本ならGNP1%減は失業者数十万人のレベルになるようだ。
政府は、それや、その他の指標を勘案して補正予算の額を決めているみたいな。
ま、もっと数字にリアリティを持つようになりたいですねぇ。