未知の言語への接し方

ずいぶん晩年になってからプログラミングを始めたのであった。

PythonとJavaScriptをやってみて、少なくとも両方のプログラミング言語には、たとえば、コールバック関数や継承といった共通点がある。

そして、それらについて「あ、それ分かったわ!」と、ひらめきに似た理解に出逢うまで何年もかかった。

突飛なことに思われるかも知れないけれど「新しい言語」を学習するに当たっては、本居宣長の「うひやまぶみ」が役立ている、と思う。

本書では、まず「言語は意外に晩年になってもマスターできる」と語られている。もっとも宣長先生のそれはプログラミング言語ではなく、万葉集といった古代人の言葉を指している。

次に古代の言葉に触れる際に、知らない単語に執着するのは良くないとも。不明の言葉は読み流し、まずは、たくさんの書物に触れること。大方の内容が分かるうになってから、詳細に立ち返るべし、と、まぁそんな感じ。

ちなみに夏目漱石も英語の習得方法として同様のことを随筆で述べている。

気づいたことを、お気軽に。
公開まで、やや時間がかかりまーす!