うまくいかないことを前提に設計されているインターネットはエライとおもうわけ。
たとえば、セキュリティなんて、そうでしょう。完全なセキュリティなどない。現状のOSもアプリも、そのうち破られてしまう。それを前提にして、善後策として、OSやアプリがアップデートされていく。ハッカーがセキュリティの穴をみつけるまで時間がかかるから、彼らが試行錯誤しているうちにアップデートしてしまう。
うまく理解できてないけれど、ビットコインのブロックチェーンの信頼性も、似ているんじゃないっけ?
前置きが長くなってしまったけれど、アバウトにやって、そのあとの対策を設計しておくことって、なにもネットだけでなく、ほかにも応用できるような気がする。
ついでにながら、蛇足です。それも大上段にかまえたことを言う。日本が社会や経済が停滞しているのは、ものごとを完璧にしようとししているからじゃないのかねぇ。未完成のままやってしまって、そのあとのフォローを考えたり、改善していったほうが、むしろ有効な気がするんだ。