耳で理解する

アマゾンは言うまでもなくネット上で商品を取り扱っている。そのイメージが強いため、ともすると、アマゾンが最強のテクノロジー企業であることを忘れがちだ。グーグルはテクノロジー企業でしかありえないと思っているのに。

アマゾンにはAudibleというクラウドを利用したサービスがある。講演や朗読といった音源がたくさん用意されていて。その中から好きなものを、スマートにストリーミングできる。シンプルにつかえるものは、最高のテクノロジーに支えられているものが多い。

寝る前にAudibleで、半藤一利の「昭和史」を聴いている。いぜんから同氏のお書きになった「昭和史」を読んでみたいと思っていて。その内容を耳で聴けるわけである。それも、ご本人によるナレーションという。ぜいたくな時間を過ごせている。

せんじつ昭和史好きの友人と会う機会を得た。はなしの流れで、「昭和史」ついて、友人に付き合ってもらった。その内容について話すことは、どれくらい理解しているかの指標になるとおもう。(「昭和史」という書籍は読んでいないけれど)本を読む場合と音源を聴く場合の理解は、ほぼほぼ同じ感触を持った。

音声アシスタントによるGoogleHomeが日本で発売されるのは、もう時間の問題でしょう。アマゾンのAmazonEchoも発売されると思う。スマートフォンの普及で、もっぱら目をつかう時間が増えている。これからスマートスピーカーが普及したら、耳で理解する機会が増えていくだろう。ちなみに漢字が伝わるまでの日本は、もっぱら耳で理解していたはずだし、それ以降の、たとえば「万葉集」が編まれた古代は、いまより耳が発達していたと思うよ。

 

気づいたことを、お気軽に。
公開まで、やや時間がかかりまーす!