友人とのLineのやりとりでは、むかしのこと、そうだなぁ、10代になって触れたたことや見聞きしたことを、現在思い返えす話題が多くなってきている。
10代に触れたことの多くは、ぼくたちより上の世代が作ったものである。ぼくたちは、その受け手となってきたわけ。
上の世代とは団塊の世代である。ベビーブーマーとも呼ばれ、その名が示すとおり、日本の全人口に対して人数が突出している。
ぼくは、この世代が現在の日本にとって、あなどれない存在になっていると思っている。
その人口は多い。若いひとたちに比べ、断然、お金を持っている。年金や医療など社会保障の最大の受益者でもある。選挙には必ず行く。
ぼくたちの世代は、意識するしないにかかわらず、団塊の世代から予想以上の影響を受けている。Lineでの会話で過去を懐かしむことは、ある意味で彼らを応援していることになるのかもしれない。
ぼくたちは、これでいいのだろうか!
20代、30代で能力や、やる気のある人を(できることは少ないけれど)応援していくべきではないのか。
彼らといっしょの社会を作っていこう。
これから彼らの作る価値は従来のそれより大きくなっていく。それに合わせて必要なサービスや商品の値段も上がっていくはずだ。
そうなると団塊の世代の持っている資産や、年金といった実質の収入は減っていくことになる。