ぼくは、もともと慎重な性格である。
わからないことやトラブルについて、しらべたり、なやんだりして、ぐるぐるしている。
ときにはノートもつける。
さいしょは、ていねいに、あとから、ぐちゃぐちゃになってしまうけれど。
そして最終的に、わからなくなったら行動する。
われながら、このようなことは時間のムダだとおもったりもしている。
たぶん、少数派だとおもうけれど、すぐに行動に移す人もいる。
ぼくからすると「移せる人」だ。
そして間違っていても気にせず、どしどし、ちがうことをしていく。
言っていたことと、まったく違うことをしているので、まわりから避難されるし、
このSNS時代、あったことのない人から、からまれたりもする。
ぼくは、こういう行動力について肯定的である。
(いつかはもっとしっかり勉強してみたいのだが)ベイズ推定というのがある。
ベイズ推定は、確率に前提をもうけるアイデアだとおもう。
前提が変われば、確率の変わってゆく。
これを現実に応用してみると、情勢が変わらないなら、毎日同じことを繰り返していた方が成功の確率は高い。
しかし情勢が変わっているのなら、次々とやることを変えていくのは、思ったより無謀ではないとおもう。
じつは世の中は大きく変化しなければならないのに、相変わらず同じことをやっている人が多いことが、いわゆる「失われた30年」の本質だとおもったりもする。
はなしが、それてしまった。
すぐ行動に移せる人は、政治家や実業家に向いているよね。
といっても日本はアメリカと比べて、成功した人や、まわりと違うことをする人の足を引っ張る空気感が強いので、そうとう胆力が必要なわけね。
でも、マジで、すでに日本は危険水域に入っているよねぇ。