DeNAって、ゲームを配信している会社だろ。そのくらいの認識しかない。なので、キュレーションサイトといわれても、である。

おさわがせの主旨は、キュレーションサイトの記事にあったらしい。記事の、しんぴょう性や、ほかからの流用が問題になっている。

いちおうDeNAの記者会見をみた。記事の多くは外部のライターが書いていた。クラウドソーシングに応募したひとも書いていたらしい。

記者会見内では、クラウドソーシングの応募価格は、2000字(400詰め原稿用紙で5枚)で2000円とか言っていたような気がする。

こういう環境で、記事の内容を担保するのはムリ筋である。しかも、DeNA社内では、記事をチェックする仕組みが、ととのっていなかったらしい。

電通ではネット系の部署の過労が問題になっているけれど。DeNAとおなじように、要は、媒体の問題にいきつくとおもう。

テレビなり、新聞なり、旧来の媒体費は高額だった。

その前提になっていたのが、テレビなら数千万人、新聞(全国紙)なら数百人万人という、その視聴者、購読者の数である。

一方のネットは、どうか。

こちらは、閲覧数がシビアにカウントされ、それに応じてお金が支払われる。いづれにせよ、旧来の媒体費とくらべ、ケタちがいに安い。0の数がいくつも、とれるほど、安い。

旧来の広告的なことに従事しているひとは、媒体費からの「おすそわけ」にあつかっている。 察しのよい皆さんならすでにお分かりだとおもうけれど、媒体費がケタ違いに安いネット系では、その「おすそわけ」に、じゅうぶんに、ありつけない。ま、そういうわけである。

それが、一方では労働環境の問題(電通)になり、一方では記事の内容の質(DeNA)の遠因になっているわけである。