見方にはバイアスがかかっている。自明である。とりわけ文章を読むような、あるいは書くような、だらだらした資質のひとは、見方に強いバイアスがかかっている。自意識も強いだろうしネ。

ま、すくなくとも、バイアスのかかっていない人は、いないわけで。そのさい、バイアスを修正するには、どうしたらよいだろう。

ふたつ、おもいうかぶ、かな。

ひとつは、素直になることである。このばあいの素直さというのは、ひとの意見を聞いて、じぶんとの差をかんがえてみることだ。といっても、ひとのかんがえや、おもいは十全にわかるはずがない。でも、わかろうとするだけでも、わるくないとおもう。

もうひとつはデータをみて、かんがえる習慣を身につけることだとおもう。

これについては、げんざい読んでいる「統計学が最強の学問である」(西内啓)の中に、「我が意を得たり」的な文章をみつけた。引用させていただく。

人間誰しも一度先入観を持つと、すべてのことを都合よく解釈してしまうという認知的な性質を持っているのである。
こうした人間の欠陥を統計学は補うことができる。経験と勘だけでは、こうした利益を左右しうる差異について「分かった」のか「わかった気になっている」のか区別がつかないが、きちんとデータを比較すればその違いは明らかなのだ」(74ページ)