「善の研究」より

「真正の実在は芸術の真意の如く互に相伝うることのできない者である。伝うべき者はただ抽象的空殻である。我々は同一の言語に由って同一の事を理解し居ると思って居るが、その内容は必ず多少異なっている」(「善の研究」p79 第二編 第四章 真実在は常に同一の形式を有っている/西田幾多郎)

「我々が外界における客観的世界というものも、吾人の意識現象の外になく、やはり在一種の統一作用に由って統一せされた者である。ただこの現象が普遍的である時即ち個人の小さなる意識以上の統一を保つ時、我々より独立せる客観的世界と見るのである。たとえばここに一のランプが見える。これが自分のみに見えるのならば、或いは主観的幻覚として思うであろう。ただ各人が同じくこれを認むるに由りて客観的事実となる。客観的独立の世界というのはこの普遍的性質より起こるのである」(同書 p83)

「真正の実在」をローカル変数、「客観的世界」をグローバル変数に例えるたらどうだろ。即ち、ローカル変数は関数内でしか有効ではないが、グローバル変数は関数外でも有効であり、他の関数と共有できる。

#グローバル変数
objective = ‘客観的(共通の見える物)’

#Aの意識関数
def awareness_A():
  print(objective)

#Aの意識関数を呼び出す => グローバル関数(客観的/共通)が反映される
awareness_A()
#出力
客観的(共通の見える物)

# Bの意識関数
def awareness_B():
  print(objective)

#Bの意識関数を呼び出す => 同様の出力となる。
awareness_B()
#出力
客観的(共通の見える物)

おー、意外にスッキリいった感じ !!