間伐とか植樹とか

間伐は、なぜ温室効果ガスの吸収に貢献するんだろう。この際、林野庁のウェッブサイトを参考に、まとめておこう。

間伐とは、古くなった木々を間引きし、森林に余裕を持たせることだ。

これにより、森林の中に陽射しが入り込み、新しい木々が育ってゆく。

新しい木々は、古い木に比べ、幹・葉・枝が盛んなので、それだけ、温室効果ガスをよく吸収する。

次に、間伐による森林が、下流の水害のバッファになることを言いたいけれど、残念ながら、いまのところ、林野庁のウェッブサイトから情報を見つけることができない。

ただ推測はできる。

新しい木々は、根に水分を多く吸収する(ほんとうか?)

とりわけ大雨が降ったときなどは、根が水分を元気に蓄える(ほんとうかなぁ)

ま、もともと木々というのは、よく分からない。

森林土壌の保水効果には限界があり、水害が発生する際の強い降雨や断続的な降雨では、その効果は十分に期待できない。「緑のダムの科学」より

いぜん東北地方の、被災にあった地域に、植樹のボランティアに行ったことがある。

被災地の植樹では、その土地固有の、ほんらいなら植生する木々の苗が選りすぐられていた。

ボランティアにあたっては、旗振り役の宮脇昭さんの自然植生についての書籍を何冊か読んだけれど…やはり、どうしてそんなことが分かるんだろう的な気持ちも残りながらも…「ええい」という感じになり、参加したっけ。

もっとも宮脇さんというか、先生は、イオンの植栽を指導して来られたり、万里の長城をはじめアジア各国の植樹を指導されきたりして。そうとう実績のある方だけれど。ボランティア当時、80歳を越えていたのに、かくしゃくとしていらした姿が思い浮かぶ。

 

気づいたことを、お気軽に。
公開まで、やや時間がかかりまーす!