数学や統計が、これから大切になると言われている。折りをみて、自習しているけれど、どうも苦手なんですねぇ。

文章を書くことは、ある意味、じぶんの思い込みを蟻が地面を歩くように進めていくことだと思う。書き終えて「あれ、こんな内容になっだのか、へー」という感じだ。

数学や統計も、その結果、「こういうふうになったのねー」なんだけれど、その過程では、じぶんの思いや好き嫌いは、無関係なんだ。きっと、そのへんが難しいんだと思う。

「囚人のジレンマ」というものがある。 こういうストーリィだ。

二人の共犯者が逮捕される。

警察は、AとB、お互いに不利な証言をするよう持ちかける。取引による刑期は以下の通りだ。

  A.不利な証言をしない A.不利な証言をする
B.不利な証言をしない Aの刑期は1年、Bの刑期は1年 Aの刑期は0年、Bの刑期は3年
B.不利な証言をする Aの刑期は3年、Bの刑期は0年 Aの刑期は2年、Bの刑期は2年

※表は、スマホではうまく表示されませんー。

さて、このばあい、Aはどのような選択をしたら得をするか…?

AはBに不利な証言をしたとする。 その際に、BがAに不利な証言をしなければ、Aの刑期は0年だ。一方、BもAにとって不利な証言をすればAの刑期は2年だ。
AはBに不利な証言をしない。その際にBも不利な証言をしなければ、Aの刑期は1年だ。一方、Bだけ不利な証言をすれば、Aの刑期は3年となる。

あー、ややこしい。文章を読んだだけで、イヤになってしまうよね。たぶん、こういう例は文章で説明するには向かないと思う。ま、数学や統計でも、同様な感じがする。

そして、もうひとつ。ここで難しいのは、読んだひとの価値観や好みは、まったく無関係な点だ。あくまでも損得で判断しようというもの。

で、それは、さておき、Aはどういう選択をすれば得をするのか?

ちなみに、「囚人のジレンマ」は、認知科学者のダグラス・ホフスタッターの考案らしい(「囚人のジレンマ」/ウィリアム・パウンドストーンによる)