「統計が最強の学問である」や「探偵 ジョン・スノウ」は良書だとおもう。
そして、この2冊を読んだ影響で、読了後前に比べ、「統計は大切みたいよ」と言えるようになった、とおもう。
数字もそうだけれど、統計など抽象化されたものが、なぜか現実の問題を解決する有効なツールになっていたりするんだなぁ。
厚労省の統計のあつかいの話題が、マスコミやネット上で、さかんに取り上げられている。
これ、どうなんでしょ。
そもそも、現実にピタッとあう統計はないでしょう。精度というか、現実に合う確率を上げる統計手法を求めるべきなんだろうとおもう。
官僚の発言を聞いていると、まずは、統計に100%の統計を求め過ぎやしないかと、まぁ、そのような感想を持つわけ。
そして精度を上げるために手法を変え、従来の統計との連続性が担保されなくなった、というんでしょう。
そこが、たぶん問題の焦点で、政府・官僚は精度を上げるためであると主張し、
一方の野党は、いわゆるアベノミクスの成果を強調するために、恣意的な統計にしただろうと主張している、とおもう。
ま、これは、堂々めぐりで終わるんだろうねぇ。