「印刷は2周遅れ、ウェッブサイトは1周遅れ」などと言って、ひんしゅくを買っていたりする。
まずコンピュータによる情報のマッシュアップ化について語ろうか。
なじみのない英単語に触れたとき、英英辞典などを引き、元のニュアンスを確かめるのは、悪くはない方法だとおもう。
がしかし、さいきん、そういうのメンドーなのよね、
ということで、おもいのままの例をあげてみようか。
いままで2、3回くらいしか食べたことがないけれど、マクドナルドに、マッシュポテトという食べ物がある。
じゃがいもを、こまかく刻んで、コロッケ状のカタチにしたものだ。
マッシュアップの、マッシュは、この「こまかく刻んだ」というニュアンスだとおもうんわけ。
「容易にコピーできる」とか、データベースがあれば「検索しやすい」とか、コンピュータにはいろいろな有用性があるけれど、この「マッシュアップ化」も、そのひとつだとおもったりする。
まったく新しいものは、当初は、旧来のものとカタチが似ているという説がある。
ウエッブサイトなんて、そうだよね。「情報がベッタと」貼られている感じは、新聞や雑誌と良く似ている、
けれど、時間がたつにつれ、それはコンピュータやインターネットの本質に近づいてきた。
情報が「マッシュアップ化」されてきている。
たとえばツイッターやインスタグラム、たとえばTikTokというふうに。
これからディープラーニングやブロックチェーンは、もっと応用されていくとおもう。
これも、情報が「マッシュアップ化」されてしまった処理のひとつの解決策と言ってもいいとおもうんだ。