Google I/Oをチェックした。
ふたつポイントがある。
ひとつはGoogle Asistantの処理にかかるデータ量が100GBから0.5GBに節約されることである。これにより、音声による指示の反応が、とても速くなる。
そのことと関係しているのかもしれないが、さいしょに「オッケー、グーグル」と言えば、連続して指示が行われるようになるようである(いままでは、いちいち「オッケー、グーグル」を言わなければ、ならなかった)
ことしに入り、サムソンやファーウェイから折りたたみのスマホがリリースされた。
どういうシチュエーションに使うのがイメージできなかった。けれど、ことしのGoogle I/O をチェックして「ああ、こういうことか」とおもったりした。処理速度の速くなったGoogle Asistantを広げた画面で、マルチタスクで使うみたいな。
このカンファレンスで、もうひとつ注目したのは、セキュリティとプライバシーだ。
この点は、アップル、フェイスブックなども、優先順位の高い事がらとして、とらえている。
Androidは、iOSよりもプライバシーやセキュリティが甘いとおもっていた。しかし、グーグルのセキュリティに対する取り組みの経緯をみて、それは誤解かもしれないと、おもった。
あたらしい取り組みは、ユーザーにとって、スマートだろう。
こういうイメージだ。
まず画面に表示されている、じぶんのアイコンをタップする。すると、じぶんの最近のアクティビティ(活動)が確認できる。
そして、その一覧から、チェックを外せば、じぶんのプライバシーを守ることができる。場所の履歴、広告の設置も、じぶんで選べる。
要は、じぶんで選んだプライバシーは、グーグルで保障されるということだ。
このカンファレンス全体の印象としては、GoogleはGoogle Assistantを中心に、デバイスに反映されていることが、うかがわれる。Pixelは、iPhoneと別物のスマホにみえてきました。