Excelは一般的なアプリだろう。
だが個人的には、ずいぶん奥手だった。
Pythonをやり、次にExcelに親しんでいる。
なので、Excelをフツーに利用している人とは、ズレた感想を持っているかもしれない。
まずExcelのセルに数値を打ち込むだけ、という仕様はとてもスマートだ。
Pythonのばあい、pandas(ライブラリー)からSeries、DataFrame(モジュール)を読み込み、コードを書き、Excelの表に相当するものを作成していく。
次にグラフ作成については、Pythonのばあい、matplotlib(ライブラリー)からpyplot(モジュール)を読み込み…クラスを呼び出し…オブジェクトを作成し…グラフを描写する。ここで、文を書くだけでも、手数がかかる。やれやれ。
その点、Excelなら表に選択し、任意のグラフを選ぶだけで、一発で描けてしまう。
オッケー、表とグラフについては、Excelの方が断然ラク、ということが実感できた。
問題は、その先だ。
pythonになれている、というか、Excelに詳しくないこともあり、Excelのばあい、データを元に、任意の目的のためにどうコードを書いたらよいのか、見当もつかない。
pythonではpd.read_excel( )にて、Excelのデータを読み込める。
なので、読み込んだあと、pythonでコードを書けば事が足りそうだけれど、
残念ながら、そのばあい、Pythonでは表がうまく表示されないことが多い。
調整するためにコスト(手間)がかかりすぎる。
だったら、最初からpythonで数値を書きこめば良いとなるのだが、
数値の打ち込みはExcelの方が、ぜんぜんラクなわけで。この件は解決に至らず。グルグル回っている。